幾たび 行く旅

インターコンチネンタルホテル大阪 クラブダブル

[Data]
Date: Sep.30.2016
Room: Club Intercontinental Double
Booking: ANA Tour (“Tabisaku”)

2013年6月のオープンから、早いもので3年が経過した「インターコンチネンタルホテル大阪」。前から気になっていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
今回、たまたまANAの機内誌「翼の王国」に、当ホテルのクラブラウンジがリニューアルされたとの情報が載っており、とうとう決心いたしました。
IHG Goldなのに旅作で行こうとするあたりが姑息ですが、お値段がお値段なので手段は選びません(笑)

さて、この日は午前中に関西空港に到着。ラピートと地下鉄を乗り継いで梅田までやってきました。
荷物を先に預けがてら、アーリーチェックインが可能かどうかお伺いしましたが、稼働が高く難しい旨の返答。
というわけで、予定がひと段落してから18時前のチェックインになります。クラブ特典であるアフタヌーンティーが楽しめなかったのは残念。

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フロントを通り抜けて、客室階行きの専用エレベーターに乗り換え、通されたのは28Fのクラブインターコンチネンタルラウンジ。改装が行われて拡張されたようです。
新地にあるANAクラウンプラザホテル大阪も先般、西日本最大級と銘打ったクラブラウンジが新装オープンしたばかり。IHG・ANAはクラブ特典の充実に目がないですね。
このラウンジの営業時間は次のようになっています。
7:00 – 11:00 朝食
14:30 – 16:30 アフタヌーンティー
17:30 – 19:30 イブニングカクテル
19:30 – 22:00 ナイトキャップ
※今後変更の場合あり。11:00-14:30・16:30-17:30も通常営業

というわけで、今回はイブニングカクテル以降の時間帯を楽しみます。大阪らしい「食」をテーマにクラブラウンジの特典を強化されたとのことで、お腹を空かせていくべきところですね!笑

ラウンジのサービスに期待が高まるところですが、ひとまずお部屋にも通してもらいます。今回はラウンジと同じ28Fのダブルルーム49平米。
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ワンルームですが非常に広々としたつくりです。ベッドのすぐ隣が浴室になっており、3枚になった引き戸で仕切ることができるようになっています。

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水回りは大理石調のデザインで、さすがにまだまだ新しくピカピカ。水回りのデザインと清廉さが、ホテルの新旧を分ける大きな要素になっているように思います。アメニティはインターコンチネンタル共通のアグラリア。

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リビングのワーキングスペースもしっかり確保されており、仕事もはかどりそうです。

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クローゼットの中やミニバー周り等、細かなアイテムが充実しており、なおかつ日本のエッセンスをほどよく取り入れた心配りがなされています。この辺はさすがと言える内容です。

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お部屋見学はほどほどにして、早速イブニングカクテルの営業を行っているラウンジに足を運んでみます。この時間帯のメニューは写真のとおり。メインディッシュが1人1皿オーダーできるほか、カウンターの一品料理等はビュッフェ形式で取り放題です。炭水化物系のお腹にたまるものはあまり置いてありませんが、一品一品のクオリティはかなり高いものばかりです。

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席に着くと、最初にアミューズが運ばれてきます。嬉しいのはシャンパンのサービス。夕暮れ時にルイロデレールで乾杯、そんなクラブならではの贅沢な時間が過ごせちゃいます。枝豆が上に載ったマグロのタタキのようなフィンガーフードがとっても気に入りました。

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メインは、牛サーロインをオーダー。やはりこれが1番人気だそうです。赤ワインも合わせて頂いて、もう立派なディナーコースが仕上がった感覚になります。美味でございました。

さて、このままゆるゆると飲み続けていたいのは山々なのですが、ここで友人達との集まりがあり一旦京都へ。ホテルに戻るのは終電になってしまうので、ナイトキャップはパスです。

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部屋に戻ると、お願いしておいたターンダウンが完了していました。タオル類はきちんと交換され、ベッドもそれ専用に設えられています。ここで大阪限定の金平糖が置かれていました。その日は頂きませんでしたが、普段のオフィスでポリポリと食べるには最高です。

この日は朝の飛行機が早かったこともあり、ふかふかのベッドで熟睡することができました。
クラブルームだと、朝食もラウンジで頂くことができます。通常、クラブラウンジの朝食はオールデイダイニングのそれより内容面で見劣りすることが多いのですが、ここはそのようにはなっていません!
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内容は大別して和食と洋食に分かれています。洋食はメインの1品をオーダーし、あとはビュッフェカウンターからとる形式。今回は洋食にしてみました。
肉食の方は、朝からUSビーフステーキを食べられるようになっています!

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と、ラウンジの朝はスパークリングワインから始められることを忘れてはいけません!朝からアワアワ~って、最高の贅沢なのですが最近は楽しめるホテルが少なくなってしまいました。これは高評価のポイントです!

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メインは「トリュフとエビのオムレツ」にしてみました。冷静に考えると、エッグメニューはいくらでも頼むことができ、そのトッピングにエビがある(個人的にこれはデカい!)ので、わざわざ1枚しかカードの切れないメインでオムレツを頼むことはなかったかもしれません。とはいえ、美味しかったですよ!

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その他、ビュッフェボードから冷菜やフルーツなど。フルーツは瑞々しく甘くてGoodでした。全体的に、置いてあるものの個々のクオリティはかなり高いと思います。食がテーマだけあって抜かりありません。

さて、そうこうしている内に時刻は10時を回ってしまいました。チェックアウトは通常11:00みたいですが、レイトチェックアウトも応相談で、この日も12:30まで伸ばしていただきました。もっとも、この日は伊丹空港から帰京するしか予定がありませんでしたので、部屋を空けた後もフィットネスとスパを堪能。なんだかんだで長居をしてしまいました。設備がピカピカで充実、サービスもしっかり行き届いており、丸一日しっかり楽しめるホテルでした!

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今回の滞在の最後は、Bar「adee」でウェルカムチケットのワンドリンク。到着が遅かったので使えていなかったのですが、チェックアウトの日まで有効とのことで、最後にちゃっかり頂いてから空港に向けて出発します。
客室、ラウンジ、スパ、フィットネス、バーと、本当にゆっくりと楽しませてくれるホテルでした。これは間違いなく、機会があればぜひリピートしたいと思える施設です!

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