幾たび 行く旅

ヒルトン大阪 デラックスルームダブル

[Data]
Date: Feb.7.2017
Room: Delux Room Double
Booking: ANA Tour (“Tabisaku”)

先日の来阪では、大阪駅の真南に位置するヒルトン大阪を利用しました。ANA旅作での利用でしたが、以前ステータスマッチで獲得したヒルトンHオーナーズのGoldステータスが効いたのか、デラックスカテゴリーにUGしていただけたので、ご紹介したいと思います。

商業店舗が集積したヒルトンプラザの一角にあるホテルエントランス。ロビーは吹き抜けで開放感があります。

今回はスタンダードカテゴリーのヒルトンルームを予約していましたが、フロントでHオーナーズの会員番号をお伝えすると、それが奏功して(?)デラックスルームのダブルタイプにアップグレードしていただけました。
お部屋は28階の東側に面した2808号室です。

ドアを開けると白木を多用した和テイストな部屋が目の前に飛び込んできます。窓は明らかに障子テイスト。ここまでローカル要素を取り込んでいるインターナショナルブランドも少ないかもしれません。テレビとデスク周りですが、卓上にコンセントもあってワーキングスペースとしても機能します。テレビの下の棚に何かと小物が置けて便利です。コンプリメンタリのお水はホテルラベルではなく「いろはす」でした。これはレアかも…

床面積30平米に、ベッドは200cm四方のキングサイズと言っても良い大きさ。デュべやリネンは安心のクオリティです。

窓際のくつろぎスペースがこだわりを感じるポイント。ただ視界はフルオープンではないので、腰掛けると外が見えないというのは玉に瑕?

枕元のマガジンポケットがとても機能的な収納だなと感じます。照明スイッチもここに集約されています。

ミニバーの中身は、ブランドスタンダードでしょうが、基本的なものは全て揃っています。反面、ちょっと没個性的かも?という気がしないでもありません。


玄関を入ってすぐ左の壁側はクローゼットです。ヒルトンブランドはアイロンがプリセットされており、これがシャツを着ることの多い私には非常に気にいっています。

デラックスカテゴリーの最大のウリは、浴室をリニューアルしていること。というか、それ以外にレギュラーカテゴリーのヒルトンルームと違いがなさそうです。水回りは玄関を入って右ですが、向かって右から洗面台、トイレ、仕切られた浴室となっています。

浴室は洗い場付き。濃いめの木目調を使った、最近トレンドのデザインです。日本っぽいバスタブの深さなのも、日本人客には嬉しいポイントでしょうね。グローエのシンクは拭き上げが大変ですが、キレイに保って欲しいです。

バスアメニティは、これもブランドスタンダードになっているピータートーマスロス。シャワーのところにはないので、浴室に持ち込むのをお忘れなく。

ここは日本のテイストをかなり積極的に取り入れている方ですが、特徴的というよりは優等生的な仕上がりなのが、良くも悪くもヒルトンらしさ。ビジネス需要であれば、基本的なスペックで不満のない仕上がりなのは安心ですね。この日もゆっくり休めました。

朝はホテル2階のチェッカーズでブッフェスタイルの朝食。正直、今回のステイで唯一と言っていい不満は、このクオリティですかね…


バラエティは標準的なのですが、ちょっと原価絞りすぎでは?という印象を受けるくらいの味。福岡シーホークでも同じような印象を持ったので、この辺りはホテルの方針が少なからずあるのかもしれません。団体さんの数を捌く方に主眼が置かれているのか…??
大阪だと、街場のうどん屋さんの朝定食なんかも安くて非常に美味しいので、敢えてここで食べずとも素泊まりでいいかもしれません。お泊まりになるときは、ちょっと、要注意です。

何だか締めが残念ではありましたが、ヒルトンブランドらしい安心クオリティのステイが経験できるホテルです。パッケージなどで安ければ、充分及第点でしょう!

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